#author("2023-04-28T16:54:02+09:00","","")
*電子図書館を活用しよう [#h0d7bb8a]

ここ数年で,インターネット経由で活用できるデジタルライブラリーが
急速に充実して来ました。いながらにして,欲しい文献に即座にアクセス
できる環境は快適です。是非活用しましょう。

**Links [#d3b0a4be]
-[[Google Scholar:https://scholar.google.com/]]
-[[J-STAGE:https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja]]
-[[CiNii:https://ci.nii.ac.jp/]]
-[[Elsevier Science Direct:http://www.sciencedirect.com/]]
-[[Wiley Online Library:https://onlinelibrary.wiley.com/]]
-[[IEEE Xplore:https://ieeexplore.ieee.org/Xplore/home.jsp]]
-[[宇都宮大学電子図書館:http://www.lib.utsunomiya-u.ac.jp/uudl/index.html]]
-[[宇都宮大学図書館:http://www.lib.utsunomiya-u.ac.jp/]]
-[[J-PlatPat(特許情報プラットフォーム):https://www.j-platpat.inpit.go.jp/]]
//-[[特許電子図書館IPDL:http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl]]

**まず検索するのならばここ [#r222ea76]

-[[Google Scholar:https://scholar.google.com/]]

**主に国内論文の検索 [#p9c88ece]

-[[J-STAGE:https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja]]
-[[CiNii:https://ci.nii.ac.jp/]]

国内雑誌は,J-STAGEからダウンロードできるものが多い。
学会の会員であれば,発行直後から,そうでなくても,発行後1年経過したものは
会員外でも無料でダウンロードできるものが多い。活用したい。
**Elsevier Science Direct [#tc2641e5]

-[[Elsevier Science Direct:http://www.sciencedirect.com/]]

Elsevier社が発行する雑誌などのonlineジャーナル。
宇都宮大学からも利用でき,制御関係では以下が読める。

- Automatica
- Systems & Control Letters
-Control Engineering Practice

**Wiley online library [#m9a70fc0]

-[[Wiley Online Library:https://onlinelibrary.wiley.com/]]

Wiley社が提供するオンラインジャーナル。

//制御関係では以下が読める。
//-International Journal of Adaptive Control and Signal Processing
//-International Journal of Robust and Nonlinear Control
//-Journal of Structural Control
//-Optimal Control Applications and Methods
//-Structural Control and Health Monitoring

**IEEE Xplore [#w41b7b4d]

-[[IEEE Xplore:https://ieeexplore.ieee.org/Xplore/home.jsp]]

IEEEが発行する雑誌,また,関連する国際会議などの予稿集が
検索できる。特に,CDCやACCなど,参加しないと入手が面倒な
論文が検索できるので便利。
さらに,IEEE Digital Library と個人契約
//(月35ドル,最低6ヶ月契約)
すると,ダウンロード数に上限はあるものの,本文のダウンロードが可能になる。
大学によってはサイトライセンスを結び,学内から
自由にダウンロード可能なところも。ただし,かなり高額とのこと。
残念ながら,宇都宮大学では,ごく一部の雑誌しかダウンロードできない。

//私が在外研究で滞在したUCバークレイはサイトライセンスを結んで
//おり,非常に快適であった。

//宇都宮大学でも是非利用できるようになって欲しい。

//契約形態に応じて,IEL Online, ASPP Online, POP Online, POP All Onlineがある。最低でも,ASPP Online + POP Online が利用できると良い。~
//http://www.maruzen.co.jp/home/irn/journal/ej/catalog/ieee/ieee_main.html

**ひとこと [#w78f016e]

オンラインジャーナルは非常に便利です。一方,契約料は非常に高価になっています。
そのため,規模の小さな大学では,契約をあきらめざるを得ない状況も出てきています。

//これだけオンラインジャーナルが充実してくると,それが使える場合とそうでない場合では
//研究の効率に大きな差が出てきますので,何とかしなければなりません。
//一つの解決策として,大学の図書館が集まってコンソーシアムを形成し,コンソーシアム単位で
//契約を結ぶやり方が始まっているようで,上記のいくつかのオンラインジャーナルは
//そのおかげでアクセスできるようになっています。

//一方,国内の学会は,オンラインジャーナルの取り組みが遅れているように思います。
//今後の充実を望みます。


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