#author("2023-04-28T16:56:20+09:00","","")
*BLOG2010 [#g36878f3]
**かけ算の順序 [#o857a508]

この手の話題,盛り上がるようだ。

http://kidsnote.com/2010/11/15/35or53/

昔からよく議論になるようで,大学の先生による解説もある。

http://m-ac.jp/me/instruction/subjects/number/composition/

2010 11/27
**大学ランキング(アジア) [#yaa1428d]

Asian university ranking - top 200 は以下でみることができる。

http://www.topuniversities.com/university-rankings/asian-university-rankings/overall

1~4位までが香港とシンガポールで占められているのが残念です。日本の大学だけに着目すると,東大,阪大,京大,東北大,名古屋大,東工大の順。私の出身の千葉大は33位とのこと。残念ながら,宇大は圏外です。北関東圏の大学に絞ると,74位 群馬大,121位 埼玉大学となっています。

2010 11/2
**年金記録7億2千万件、照合に本格着手 [#s609e1c8]

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101012-OYT1T00263.htm

>日本年金機構は12日、年金記録問題への対応策の柱であるコンピューター上の記録と過去の紙台帳記録との照合作業に本格着手した。紙台帳記録約9億5000万件から重複などを除いた約7億2000万件の照合を、2013年度までに終了することを目指す。

3年間で3000億円ほどかかるらしい。約7億件を3000億円で,ということなので,1件の照合が約400円という計算になる。手書き資料だから,これくらいはかかるだろう。むしろ,予算内に収まらないことが心配だ。

2010 10/13


**全国の大学理学部長、研究予算拡充へ緊急声明 [#j005bf2b]

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20101009-OYT1T00290.htm

>実用化には直ちに結びつかない基礎科学の研究費が減少傾向にあるとして、32の国立大学の理学部長が8日、予算の拡充などを求める緊急声明を発表した。

ごく一部の大学はそうではないのかもしれないが,大多数の大学の現場は,もうギブアップに近い状況ではないだろうか。もし,来年度の1割予算カットが行われれば,年間の研究費のベースが,小学生の年間のお小遣いレベルになる可能性が出てきた。これで何をしろと言うのだろうか。ちなみに,今年は,高校生のお小遣いの年間分くらいだろうか(すでに終わっている)。ただし,実際には,ベースに加えて,大学院生一人当たりの研究費が配分されるので,サラリーマンの年間小遣いくらいにはなる。

私の場合,工学部にいて産業応用に近い研究を行っているので,共同研究費や助成金,科研費がとりやすい状況にあり,何とかなっているが,そういった研究費は使途が決まっているので,数年後,いや,数十年後に花開くかもしれない新規テーマには使えない場合が多い。

一度,研究費が途絶えると,デフレスパイラルのごとき坂を転げ落ちてゆく。我々も,格差社会にいるのだ。

2010 10/13
**中2、飛行中の2機へ管制指示…職員口止めも [#mdb37ceb]

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101012-OYT1T01189.htm

>福岡航空交通管制部(福岡市)で今月6日、30~50歳代の管制官3人が、旅客機2機への管制指示を職場体験学習中の中学生2人に行わせていたことがわかった。

管制官を責めるのは簡単だが,この二人の中学生が心配。ショックは大きいのではないでしょうか。

2010 10/13

**日本の研究者、内向きに…海外派遣10年で半減 [#uc7f949e]

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20101009-OYT1T00578.htm

>今年のノーベル化学賞受賞が決まった日本人2博士は、海外での切磋琢磨が業績の原動力になったとされる。現在の日本人研究者の内向き志向が改めて浮き彫りになった。文科省は派遣研究者の増加を目指して支援策を拡充しているが、減少傾向が続いている。担当者は「日本の研究環境が整い、あえて海外に挑戦する研究者が少なくなっている面もあるのではないか」と話す。

研究者自身が内向き思考になったような書き方であるが,本当だろうか。大学の人間が思うに,教員の人数はどんどん減るし,学生のサポートはますます必要になるし,外部資金は獲得しなければならないし,社会貢献はしなければならないし,とにかく多忙なのだ。教員一人が半年あるいは1年海外研修に行くということは,その穴埋めを誰かがしなければならないのだが,そんな余裕はないに等しい。

海外研修に行けるのであれば,何度でも行きたい,と思っているのは,私だけであろうか。2002年から2003年にかけて1年間カリフォルニア大学バークレイ校に在外研究で訪問したが,その経験は何事にも代え難く,今の研究教育活動に大いに役立っている。いわゆる,「プライスレス」の経験だ。





2010 10/12
**あから2010勝利 [#g1c4d03b]

すっかりご無沙汰してしまいました。

10/11に情報処理学会のコンピュータ将棋システム「あから2010」と清水市代女流王将が対戦をし,あからが勝利をおさめたとのこと。

コンピュータvs人間としては,2007年に渡辺竜王がBonanzaと対決したことを思い出します。Bonanzaは物理化学の研究者が趣味で作ったソフトなのですが,思考ルーチンに制御理論を応用したとのことで,2006年の第16回世界コンピュータ将棋選手権大会で,初出場,初優勝という快挙を成し遂げました。

今回は,Bonanzaを含む4最強将棋ソフトの合議制で戦ったとのこと。使用される計算機もすさまじく,東大のクラスターマシン(Intel Xeon 169台 676cores)だそうです。

久しぶりに,わくわくしました。次は,誰と戦うのか,楽しみです。

2010 10/12


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