LEGO Mindstormsを用いたオープンキャンパスプロジェクト2013
車型投てきロボット(金子・関根)
目次
はじめに
構造
目的
プログラム概要
ブロック線図
動画
はじめに
このページでは,車型投てきロボットについて説明します.
構造
この車型投てきロボットは,LEGO Mindstorms NXT 2.0 を用いて製作しました.
制御アルゴリズムは,MATLAB/Simulinkというソフトウェアで作成し,Run on targetという機能でLEGO Mindstorms 本体に書き込みました.
こうすることで,PCとの接続を解除しても,プログラムを実行することができます.
車型投てきロボットの構造を下図に示します.
前方に超音波センサと光センサが取り付けられています.
目的
黒線で囲まれた白いフィールド内の任意の位置に置かれたゴールを探索し,そのゴールに向かってボールを正確に投げ入れることを目的としています.
プログラム概要
直進中に光センサによって,黒線を読み取ったら方向転換をしてまた直進する,これをランダムに繰り返すことで,ゴールを見つけ出します.
そして,ゴールを超音波センサで感知したら,次にフィードバック制御によって,ゴールとの距離が20cmとなるように位置制御します.
位置の調整が終わると,角度調整に入ります.
ここでは,一度ゴールの端を捉えるまで回転し,端を捉えると,そこからゴールの中心までの角度を目標角度として逆回転します.
これによりどんな角度でゴールに入ってきても最終的にゴールの中心を向くことができます.
最後に,ボールをゴールに投げ入れます.
ブロック線図
位置制御
角度制御
プログラム全体図(MATLAB/Simulink)
(上図クリックで拡大)
動画
フィールド内の探索からボールを投げるまでの一連の動作を紹介します.
デモンストレーション動画A(WMV)を再生する.
デモンストレーション動画B(WMV)を再生する.